農業IoTサービス「みどりクラウド」を提供する株式会社セラク( 代表取締役︓宮崎龍⼰、所在地︓東京都新宿区、以下当社)は、2017年11⽉(予定)からGAP(Good Agricultural Practice: 農業⽣産活動を⾏う上で必要な関係法令等の内容に則して定められる点検項目に沿って、農業⽣産活動の各⼯程の正確な実施、記録、点検及び評価を⾏うことによる持続的な改善活動)認証取得⽀援を⾒据えた 新機能「みどりノート」の提供を開始いたします。
「みどりノート」は、⽇々の農作業や⽣育・収穫の記録などをスマートフォン、タブレットから簡単な操作でクラウド上に蓄積し、圃場や作業者ごとに集計・分析することで必要な時に利活⽤できる農作業記録・管理サービスで、みどりクラウド利⽤者に加えて、生産の記録管理を新たに導入したい生産者に対する新機能(有料)として提供されます。
近年、農産物の安全性に対する要求の⾼まりから、GAP認証取得などを含めた農業⽣産環境の管理が重要なテーマになっています。
しかしながら、農業⽣産者においては、農作業記録を帳票への⼿書きや表計算ソフトでの独⾃管理などで⾏っていることが多く、作業負荷の軽減や記録したデータの分析・利活⽤に⼤きな課題を抱えていました。
このような背景に対し、当社では「スマートフォンやタブレットで農作業記録が誰でも簡単にできること」「蓄積したデータをみどりクラウド上の環境モニタリングデータと連動させ、分析・利活⽤することで、農業⽣産性の向上を図れること」を目指し、「みどりノート」の開発を進めてまいりました。
スマートフォンやタブレットにより、その⽇の作業内容の確認や記録を簡単に⾏うことができます。
例えば、使⽤する農薬・肥料の種類や使⽤量・作業場所などの詳細をスタッフが現場で確認できるため、作業管理の正確性や効率性が⾼まります。
また、作業記録をその場で⾏うことでリアルタイムにクラウド上にデータが蓄積されるため、⽇々の報告や確認などの⼿間が軽減されます。
⼿書きや表計算ソフトなどでは困難だった過去の作業記録や実績との⽐較や分析を、みどりノートでは簡単に⾏うことができます。
例えば、圃場ごとの収穫実績に資材コストや作業記録のデータを掛け合わせることで、未来の⽣産計画を⽴てることが容易に実現でき、農業経営の改善ツールとして利⽤頂けます。
みどりノートでは、みどりクラウドで収集した環境モニタリングデータ(温度・湿度・⽇射量・⼟壌⽔分など)を重ねて表⽰させることが可能です。
実施した作業による環境の変化をリアルタイムでモニタリングすることですぐに作業の成果を確認できるなど、農業⽣産性の向上に役⽴ちます。
みどりノートの提供および今後の機能追加により、農業IoTサービス「みどりクラウド」を、農業⽣産データや環境モニタリングデータを活⽤したGAP認証取得⽀援、栽培⽀援サービスとして拡充させていく予定です。
提供開始⽇:2017年11⽉(予定)
提供価格:6,000円/年/1ユーザ、500円/⽉/1ユーザ
当社は、「みどりノート」の提供を通じて、農業IoTサービス「みどりクラウド」を環境モニタリングだけでなく栽培⽀援や⽣産物の付加価値向上を実現するためのサービスとして成⻑・発展させていくための活動に取り組んでまいります。
農業IoTサービス「みどりクラウド」は、圃場環境モニタリングと農業⽣産記録によって農業⽣産性向上を実現するクラウドサービスです。
難しい設定や設置⼯事の必要がなく機器を購⼊して電源を⼊れるだけで 7種類の計測情報(温度・湿度・⽇射量・⼟壌⽔分・CO2濃度・⼟壌EC・写真)、2種類の集計情報(⽇照時間・有効積算温度)、5種類の気象予報データのモニタリングを実現するととともに、スマートフォンやタブレットで簡単に農業⽣産記録を⾏うことができ、その分析や利活⽤によって、「儲かる農業」の実現を⽀援します。