株式会社セラク(東京都新宿区、代表取締役 宮崎龍⼰、東証⼀部上場(証券コード6199)、以下「当社」)は、農業IoTサービス「みどりクラウド」が出荷ベースでの導⼊件数1,150件を達成したことをお知らせいたします。
農⽔省の世界農林業センサスに基づくシンクタンクの⾒解では「農業事業者の1%に満たない僅か1万5000⼾弱の先進的農業⽣産者が既に総産出額の3分の1を担うことでわが国の農業を牽引している」と分析しており、就農⼈⼝の減少と法⼈化農地への集約が進むことで、⼀定規模の農業法⼈による⽣産割合は⼀層⾼まるものと予想されます。
当社では、2016年の「みどりクラウド」本格販売開始以降、タキイ種苗を始めとした各種苗会社や農業資材販売会社、単位農協等の販売代理店およびNTT東⽇本によるIoTパッケージとしての採⽤などを通じ、将来性の⾼い農業⽣産者に対する「みどりクラウド」の導⼊・普及を進めてまりました。
その結果、2018年1⽉において、農業IT市場における将来的な市場シェアを占う上でも重要な基準と考える導⼊件数1,150件(出荷ベース)を達成いたしました。
また、ユーザは既に46都道府県に広がり、果菜類、花卉類、葉菜類を始めとする様々な作物の栽培データが蓄積されていることから、今後の栽培⽀援や流通⽀援においてもこれらのデータを有意に活⽤できると考えております。
「みどりクラウド」は、将来性の⾼い農業⽣産者からの1,000件以上の導⼊実績に加え、⽇本マイクロソフト社「2016 Innovation Award」ファイナリスト選出や2017年度グッドデザイン賞受賞を通じても認められた農業IoTにおけるイノベーティブなソリューションとしての評価と実績を元に、GAP認証取得⽀援などの付加価値向上や、農業ビッグデータの活⽤による栽培⽀援、流通⽀援等のロードマップに基づいた「儲かる農業ITプラットフォーム」として、さらなる研究開発と販売促進に取り組んでまいります。
農業IoTサービス「みどりクラウド」は、難しい設定や設置⼯事の必要がなく、機器を購⼊して電源を⼊れるだけで 7種類の計測情報(温度・湿度・⽇射量・⼟壌⽔分・CO2濃度・⼟壌EC・写真)、2種類の集計情報(⽇照時間・有効積算温度)、5種類の気象予報データのモニタリングを実現し、スマートフォンやパソコンでいつでもどこでもデータを⽣産活動に活かすことができるクラウドサービスです。
また、農作業の記録・管理を簡単にするサービス農作業記録サービス「みどりノート」を提供しています。
株式会社セラクは、IT技術教育(⼈材育成)によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献するIT企業です。主に、IT運⽤、ITソリューション、独⾃ITビジネス(農業IoTサービス、IoTプラットフォーム等)を⾏っています。
株式会社セラク 経営管理本部経営戦略室 広報/IR担当
TEL:03-3227-2321